運命⑥変えられる?

運命は変えられないと以前言いましたが、よく考えるとそんなことはありません。

”運”も”命”も自分の意思で変えられます。例えば親が嫌いだったら絶交して、家出をすればいいし、国籍を外国に変えればいいし、整形、性転換も今ではできるなど。運命を変えるのは本来の運命よりよくなりたいためにすると思いますが、変えることに伴う順応の努力は変えないよりは覚悟が必要と思います。
自分の意思で変えたとしても果たして”運命”を変えたと言えるでしょうか、”変える”のが運命だったりして・・・禅問答ですね。

社会の成り立ち①平等?

”運命”の書き込みが多くて誤解を招いているかもしれないが、
目的は占いでないく、いかに”道教”はどう皆様の役に立てるのかを説明するために述べたための知識です。

道教の考えでは社会の多種多様な面には、良くも悪くも、一人一人があてはめられます。
これは社会の成り立ちとして必用な摂理であります。
よく私が言うのは、”世の中、すべての人が医者であっても誰かしらゴミを集めて処理をしなければならない”。
人の心情として、ごみ収集の仕事よりは医者になりたいでしょうが、”道教からすると差はほどんない”、といいたいが・・・

運命⑤命の良し悪し

そういえば命の良し悪しは語っていてませんでした。
命は先天性なので、生まれた時には決まっています。
乗り物の乗りとして以前も述べました(リンク)

命の良し悪しは ”車”と”自転車”を一つの例えとして比べると、同じ”運”の条件であれば、”車”の方が”自転車”より快適であり、遠くへ進すむこともできます。
例えば、健康な命を持っている人は悪い人と比べると苦労は少ない。親、親族が元気であれば心配することは少なく自分のことに専念ができるので先へ進みやすい、ということです。

占いではないです。”運命”は”道教”と深いつながりがあるから説明をしたいます。
今後はお楽しみにしたください。

運命④運命の良し悪し

”命”は乗り物、”運”は地図。単純に良し悪しで分けると以下になります。

良い”命”、良い”運”、乗り心地は良いし、道も真っ直ぐ凸凹がすくない。
良い”命”、悪い”運”、乗り心地は良いが、道はくねくねして、凸凹もある。
悪い”命”、良い”運”、乗り心地は悪いが、道は真っ直ぐ、凸凹がすくない。
悪い”命”、悪い”運”、乗り心地は悪く、道もくねくねして、凸凹もある。

占いではないが、皆さんはどれに当てはまるでしょうか。

陰陽⑤運命とのつながり

以前も述べましたが、「陽」は始まり、「陰」は終わり、物事は始まりがありれば、終わりがあるとの考えです。

これを踏まえて少し現実味のあることを話します。
命にのり、運を進んでいくなかで、己に目標があれば、自分で始めて、自分で行え、達成する。これで一つの陰陽が完成されます。これは、理論上、運命を進めていく一番単純な要素になります。

例えば、職場へ行って、仕事をして、帰る。
これも一つの陰陽です。このような陰陽は日々生活に多くあります。

運命③”運”の良し悪し

”運”についてもう少し述べたいと思います。
”運”の地図には多くの陸標があり、”目標”または”望み”としましょう。
周りに影響されながら、私たちは運という地図の上で”目標”を決め、
進んて行き、達成すると、また次の目標をめざします。

大きな達成をするためには基本的には一つ一つの目標を重ねていく必要があります。
”運”のいい人は”目標”が割合と連なっていて、運の悪い人は点々バラバラで効率が悪く、
達成するのは難しい。運の悪い人は悪いなにに頑張るしかないです。

運命②”命”の乗り心地

”命”は乗り物、”運”は地図。
移り行く”陽”から”陰”に適用する必要があります。

”命”がよくても、何もしないと、よい”命”も悪くなります。例えば、親に頼りきりならば、親が亡くなれば困るし、容姿が端麗、健康な体でもいずれかは老いる。
生まれ持った”命”をその時々の移り変わりに順応する必要があります。

”運命”について①、”運”と”命”

道教の考えでは運命は”運”と”命”として分けています。また、生まれたときから運命が決まっている。
”命”は生まれ持った要素が多く、例えば 生国、人種、親、親族、背格好など、乗り物にたとえます。carbycycle
”運”は生涯の地図ともいえます。もらった地図の出発点からのスタートです。取捨選択の要素が多く感じられますが、例えば、交友関係、就職先、伴侶など、が、いい地域でスタートする場合もありますけど、悪い地域からのスタートもあります。
218ad4a1”陽”が”陰”への移り変わりにより”命”に乗ったわれわれは”運”の上で進みます。

”運命”は変えられることはできないが、その旅をどう向き合って進むのかは大事になるということです。