自殺はむしろ逆効果

自殺の相談はたまにありますのでお答えしたいと思います。

自殺は残された家族と周りは大変のと、本人にも百害あって一利なし、むしろ逆効果です。
死んで、新たにスタートをもらえる、そんな甘いことはない!!!
人の3つの要素、”魂”、”魄”、”心”、の”魄”(”物理的な”体”)を捨てるのは物を粗末する大罪であり、”行え”としても大罪です。
宗教を持って苦しむ人を脅すことはあんまりしたくないが、自殺をして、輪廻転生で生まれ変わっても必ず今より酷い所(運命)に行かされます。自殺は再スタートになるとの考えは大間違いです。この世は広く、悪い所(運命)よりも、さらに悪い所(運命)はいくらでもあります。自殺をして今の一瞬を逃れても、悪夢はそのままそっくりプラス大罪を犯した罰、が来世の現実として続きます。
辛いけど、是非、無い所から気力を振り絞っても、人に助けを求めるなど、プライドを捨てるなど、生きることをあきらめないこそが唯一の方法です。現世(残された周りの人の迷惑)、来世(自分の迷惑)を考えると自殺だけは絶対にやめてもらいたいです。

検察キーワード:死ぬ、自殺願望、命を絶つ、希望がない、リストカット、ビルから飛び降りる、いじめ、術がない、後がない、相談、相談できない、助けて、本当は死にたくない、分かってもらいたい

普遍の道徳を悟る

”悪い行え”をしたらすぐに天罰が下り、”善い行え”はすぐに報いられば、あっという間に善い人しかいなくなります。
”普遍の道徳”は”天”にあり、神様は残念ながら直接教えてくれません。見極めるためには知識、勉強、社会の分別も必要と思います、何でも都合のよい訳ではないです。

社会で営む全ての人々を含め、善い者(物)も悪い者(物)も、太極の一部であり、”普遍の道徳”の一側面でもあます。
自分が嫌いな者(物)であっても、受け入れることは無くても、何かを教えてくれるかもしれません。悟りに近づく一歩になると思います。

善い行え、悪い行え

これは一番の曲者です。
人の行いには”普遍の道徳”で評価をされますが、”人”が”人”にたいしての善し悪しの評価は時代と場所と共に変化していきます。
さらに複雑にしているのは運命の良し悪しにより、悪人が大往生しすることもあるし、善人が若くして死ぬこともあります。理不尽と感じることも多々あると思いますが、信じて欲しいのはやはり善い行いは、現世ではないかもしれないが、よい報いがあるとしかいえないです。
”普遍の道徳”は”天”にありますので、人の英知では計り(謀り)きれないと思います。

”天”の評価は”道徳”

”天”の評価は前世の行えに対しての神様の評価です。
与えられた運命を全うされたかどうかの評価です。
評価の基準は”道徳”なので、よって神も仏も信じない人でも善い行え、悪い行えは平等に評価されるのが道教の考えであります。
道教の”道”は”道徳”の”道”ともいえます。”普遍の道徳”は根底にあります。

道教の天国とは

何を天国と指すのは様々と思いますが。
永楽、永生でしょうか。
道教の考えは”魄”が有ると永生は得られないが、無いと”楽”は得られない。よって、”魄”があると永生はない而して永楽もないです。魂、魄、心が揃えている現世こそ”楽”を満喫できます。生きている上で、一時の安らぎも天国に感じるられるのは現世だけと思います。

輪廻転生は神様の評価より決められるので、輪廻転生から脱すれば天国かもしれないが、神様と我々の次元があまりにも違いすぎるので、本当の天国の概念は人の英知では測り(謀り)きれないと思います。よって永楽、永生と言った天国を求めるのは意味がないです。

道教の地獄とは

神様が我々を罰するためわざわざ手は煩わすほど不器用な手法を用いらないと思います。
一番簡単で同じ地獄のような苦しみを人に与えるならば、悪い運命を持つ人たちを一緒にするだけで同じ効果がえられます。

一方的に苦しみを与えるだけではなく、運命が悪いなりに頑張っていくチャンスはくれてます。頑張れば少しは楽になります。のち、その頑張りは評価され、来世の為にもなります。

”天国”も”地獄”もない

”苦”、”楽”の意味する”天国”も”地獄”もない。
道教の考えでは”人”には3つの要素、魂、魄、心(行え・志し)から出来ており、死ぬと3つに分かれます。”魂”は”輪廻転生”よりリサイクルされ、”魄”は”地”でリサイクルされ、心は”行え”として”天”で評価され、来世の運命を決めます。

”苦”、”楽”を味わえるにはこの3つの要素が一緒になっている現世しかないので、死んでからの天国も地獄もないと思います。

前世は無意味である①

道教には輪廻転生の概念もあり、前世の行いが現世に影響をする考えもあります。
前世の行いは過ぎたことなので今から何か出来るわけではないので無意味と思います。前世クレオパトラであっても、全ての前世が具現化して現世になっているので、”現世を頑張ればよい”、現世利益の強い宗教です。

太極拳について

わたしは太極拳の先生ではありませんし、特に何式とかを教えている訳ではありません。
何か”式”をするために”早朝太極拳”に参加される方には誤解がないように書きました。

自画自賛かもしれませんが、聖天宮の外広場で行われる”早朝太極拳”で青空と大地の息吹を感じます。毎回、意識を少しずつ大きく膨らませながら太極拳をするのがとても楽しいです。参加される皆さんにも感じてもらいたいです。

求めれば求めるほど深い太極拳だと思います。

社会の成り立ち②宿命はない

前回もまた運命の話をしまた。やはり、道教を話すには運命の話も必要です。占いの運命ではなく、社会の成り立ちとして色んな役割の運命です。社会の多種多様な面に表れ、良くも悪くも、一人一人があてはめられます。この摂理は宿命としてではなく、社会の必然として誰かがしら担わなければならない役割があると言うことです。
したがって、特別な存在であっても、その役割を果たさなければ、形を変え、また別の人が代わりにはいるだけです。