まぶしい・・・けれど気持ちのいい汗をかきました。先週の土日は雨で太極拳はなかったが今朝ありました。
太極拳の”太極”は”すべてを含む”意味があります。
太”は”大”を二つ合わせた文字、つまり途轍もなく大きいすなわち宇宙全体、”極”はその果てまでを意味します。
宇宙のスケールと比べると小さいが、太極拳は、自分の手と足先の届く空間、”プチ太極”に手足を使ってその空間を動かしながらて”陽”と”陰”を自在に練りだすイメージですると楽しいです。
投稿者: 聖天宮法師
”陰陽”について②、”陽”から”陰”
よく、”陽”と”陰”を”天地”、”明暗”、
”男女”、などといわれます。確かにそうですが、陰陽はただ存在、状況を表しているだけではなく、
移り変わり、時間の流れが含まれています。”天地”の場合は物理的な天地だけではなく、”天”から”地”が出来た流れ、”明暗”の場合は太陽が昇り太陽が沈む流れ、”男女”の場合は男性から女性へ生命のリレーがつがれる流れ。いずれも移り変わりを含まれます。
”運命”について①、”運”と”命”
道教の考えでは運命は”運”と”命”として分けています。また、生まれたときから運命が決まっている。
”命”は生まれ持った要素が多く、例えば 生国、人種、親、親族、背格好など、乗り物にたとえます。
”運”は生涯の地図ともいえます。もらった地図の出発点からのスタートです。取捨選択の要素が多く感じられますが、例えば、交友関係、就職先、伴侶など、が、いい地域でスタートする場合もありますけど、悪い地域からのスタートもあります。
”陽”が”陰”への移り変わりにより”命”に乗ったわれわれは”運”の上で進みます。
”運命”は変えられることはできないが、その旅をどう向き合って進むのかは大事になるということです。
”陰陽”について①、移り変わり
「陽」は始まり、「陰」は終わり、物事は始まりがありれば、終わりがある。”陽”から”陰”へ移り変わるのが原動力となり、物事が移り変わる
ようになる。
今の時期一番感じるのは”自然”の季節の変わり目。
季節の移り変わりも一年の陰陽の移り変わり、特に顕著なのは秋、色んな所で陽から陰に移り変わるのを見受けます。
冬に適応する聖天宮境内の仙台枝垂れ桜
陽が陰に移り変わる力強さは時間の流れを感じさせてくれます。
神道と同じ、異なる特徴
同じ:①開祖はない。
②神様は多い、多神教。
違い:①神様の形は、はっきりしています。あんまり隠さない。
②お願いをするときはお線香を持ってします。
仏教と同じ、異なる特徴
もともと日本の仏教は中国を数百年を経てから伝わってきたものなので形は似ていますが聖天宮はお寺ではないです。
例えば
①お線香は供養のためではなく祈願の為。
②「鐘」は「陽」、「木魚」は「陰」を象徴します。
③蓮よりは雲の神様。
④民間信仰がら始まってなのでかいお釈迦様のような開祖はありません。
などなど
台湾、中国、どちらのお宮?
台湾・中国、もとは同じです。中国は今、政治的に宗教をしておりませんので台湾・香港の方にはこう言った建物は多いです。
台湾にもありますか?
日本の神社と同様、台湾にもお宮は大小あります。
ここはどういう宗教ですか?
台湾・中国の伝統宗教です。老子、荘子、孟子の流れです。教えは、日々の道徳を重んじます。